3GPP TSG RAN WG1 #116-bis R1-2403787

タイトル: Support of RedCap and eRedCap UEs with NR NTN operating in FR1-NTN bands のまとめ #3

著者: Moderator (CATT)

各社見解のまとめ

ケース TNルール再利用可能 TNルール再利用不可 コメント
Case 1 Huawei, HiSilicon, Spreadtrum, vivo, Samsung, China Telecom, xiaomi, Honor, ZTE, MediaTek, CAICT, NTT DOCOMO CATT, CMCC 大多数の企業がTNルールの再利用を支持
Case 2 Huawei, HiSilicon, Spreadtrum, vivo, Samsung, China Telecom, xiaomi, Honor, ZTE, MediaTek, CAICT, NTT DOCOMO CATT, CMCC 大多数の企業がTNルールの再利用を支持
Case 3 ZTE, MediaTek Huawei, HiSilicon, Spreadtrum, InterDigital, vivo, OPPO, CATT, Samsung, China Telecom, CMCC, Honor, LG, Apple, ETRI, CAICT, Qualcomm, NTT DOCOMO 大多数の企業がTNルールの再利用に反対
Case 4 Samsung, ZTE, MediaTek Huawei, HiSilicon, Spreadtrum, InterDigital, vivo, OPPO, CATT, China Telecom, CMCC, Honor, LG, Apple, CAICT, Qualcomm, NTT DOCOMO 大多数の企業がTNルールの再利用に反対
Case 5 全企業一致 TNルールの再利用で合意
Case 6 Huawei, HiSilicon, Spreadtrum, vivo, Samsung, China Telecom, CMCC, xiaomi, Honor, MediaTek, CAICT, NTT DOCOMO Qualcomm 大多数の企業がTNルールの再利用を支持
Case 7 全企業一致 TNルールの再利用で合意

Case 1: ダイナミックDL受信と半静的UL送信の衝突

大多数の企業が、TNの優先ルール(ダイナミックDLが優先)をNTNでも再利用可能と考えている。一方、CATT、CMCCは、正確なTAが得られない場合、gNBとUEの間で理解に不一致が生じる可能性があるとして、TNルールの再利用に反対している。

Case 2: 半静的DL受信とダイナミックUL送信の衝突

大多数の企業が、TNの優先ルール(ダイナミックULが優先)をNTNでも再利用可能と考えている。一方、CATT、CMCCは、正確なTAが得られない場合、gNBとUEの間で理解に不一致が生じる可能性があるとして、TNルールの再利用に反対している。

Case 3: 半静的DL受信と半静的UL送信の衝突

ZTE、MediaTek以外の大多数の企業が、TNルールの再利用に反対している。多くの企業が、NTNにおいてはエラーケースではなく、NTNシナリオでのUE動作を規定する必要があると考えている。

Case 4: ダイナミックDL受信とダイナミックUL送信の衝突

Samsung、ZTE、MediaTek以外の大多数の企業が、TNルールの再利用に反対している。多くの企業が、NTNにおいてはエラーケースではなく、NTNシナリオでのUE動作を規定する必要があると考えている。

Case 5: 設定されたSSBとダイナミックまたは設定されたUL送信の衝突

全企業が、TNの優先ルールをNTNでも再利用可能であるとの見解で一致している。

Case 6: ダイナミックまたは半静的DLと設定されたROの衝突

Qualcomm以外の大多数の企業が、TNの優先ルール(UE実装に依存)をNTNでも再利用可能と考えている。

Case 7: 送受信切り替えによる衝突

全企業が、TNの衝突ルールをNTNでも再利用可能であるとの見解で一致している。